高知家地域共生社会フェスタに参加してきました!
令和5年10月7日、高知県立高知追手前高等学校芸術ホールで開催された、「高知家地域共生社会フェスタ」に参加してきました。当日は千原ジュニア氏と高知県知事の対談などもあり、分科会までしっかりと参加して学んできたので報告します。
第一部の地域共生社会フォーラムでは、新しいシンボルマークの選定が行われました。3つのデザインが提示され、600票以上の投票を経て、「こうち」をデザインしたものが選ばれました。フォーラムではまた、民間企業の社会推進宣言が発表され、我が社のお客様でもある四電送配電株式会社高知・中村支店様が登壇し、「高知家地域共生社会推進宣言」を宣言されていました。
高知県知事と千原ジュニア氏の対談セッションでは、2年ほど前に千原ジュニア氏は「ひきこもり」をテーマにした対談をしたことがあるそうです。千原ジュニア氏は、自身の引きこもり体験を率直に語り、中学時代の体験や理不尽な校則などの積み重ねが、引きこもりの原因だったと話していました。引きこもり中は祖父母と過ごすことも多く、その中でも祖母の言葉、「鳥も飛んでばかりだったら飽きるから、たまには歩きたいわな」という言葉が今も忘れられないそうです。
第二部では、場所を高知県立大学永国寺キャンパスに移し、パネルディスカッションが開催され、ヤングケアラーの宮崎成悟氏や地域活性化に尽力する、田中小夏氏などが登壇しました。また、先進事例発表では、農福連携に参加する野町雷音氏が施設の活動を紹介し、地域に貢献するコーディネーター阿部隆弘氏のエピソードなど盛りだくさんの内容でした。パネルディスカッションでは、障碍者や就労困難者を雇用している農業者たちの成功事例が紹介され、彼らが直面する課題や工夫が明らかにされました。また、農業を通じた障碍者や元受刑者の社会復帰支援にも焦点が当てられ、その成功事例が共有されました。
今回の地域社会共生フェスタへの参加を通して、企業としてもっと積極的に取り組む必要性を感じました。環境問題だけでなく、人口減少や少子高齢化についていろいろと学び、共生社会に貢献していきます。また、分科会についても引きこもり問題や農福連携、エングケアラーなど自分たちの事業では聞き慣れない言葉や深く関わっていない分野もありますが、今日参加したことを通じてこれからの企業活動に活かしていきたいと思います。